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2008年7月第3週 「深刻なアメリカ経済」

アメリカがトリプル安に見舞われています。
1)ドル安
2)株安
3)債権安
更に、不動産の下落が止まらない。不動産の下落が止まらなければ、事態の悪化
の歯止めがきかない。
まさに、日本が1990年代に経験したバブルの崩壊を想起させる事態になっています。

日本は失われた10年、バブル崩壊の後遺症に悩み、経済が低迷し、社会全体、国民全体が大きな影響を受けました。
アメリカの場合、その影響の大きさより、アメリカだけの問題とは言えないところに、事態の深刻さがあります。
アメリカの危機は私達の生活に密着しています。

当時、日本の株価は 底値と言われる「半値 8掛け、2割引」を超え、まさに、底割れしたのです。
1989年12月29日付けた株価 
¥38,915円X0.5 X0.8X0.8=¥12,452 を超えて、何と7000円台を記録したのです。

国家全体で1,389兆円の資産が失われました。
雇用 設備、債務の3つの過剰が言われ、金利がゼロになっても、資金需要が起きない デフレ スパイラルに入り込んでしまったのです。
金融機関の破綻、公的資金の注入と、異常事態が頻発しました。

アメリカはどうでしょう。まさに 今 日本の「いつか来た道」です。
ゴールドマン サックスは「サブプライムによって、1兆2千億ドル(120兆円)の資産が失われた」と言っていますが、こんなものではとても足りないと思われます。
日本が苦悩した事態の再現を見る思いです。

貸し渋りによる、信用収縮も深刻です。公的資金の投入、金融機関の国有化も必要になるでしょう。
やり方は違っても、日本が取ったと同じ政策が必要になる事は間違いありません。アメリカの信頼が揺らぎ、ドルが暴落すると、世界経済は大混乱に陥る事になる。私たちの生活にも大きな影響が出ること、必至です。

日本の場合、その影響はほぼ日本に留まっていましたが、アメリカの場合はそうはいかない。
中国、日本、ドイツなど輸出大国は、アメリカへの輸出で、経済の好調を維持してきました。
アメリカの景気の悪化は それらの国々に大きな影響を与え、輸出が軒並み減少しています。

ドル安はインフレをもたらし、アメリカ国内輸入物価が上昇します。
更に、原油取引はドルで表示されますので、ドル安は、自動的に石油価格の上昇をもたらす大きな圧力になります。

原油だけでなく食料、鉄、天然ガスなど、世界的な高騰により、資源国に所得が移転して行っています。

これから一体どうなって行くのでしょう。

1)サブプライムによるバブルの崩壊はこれから更に 深刻な影響をアメリカ経済に与え、結果、ドルの信認は揺らぎ、1ドル 100円を割る事態が想定されます。
90円もありうると考えられます。そのようになると、世界経済全体への影響は甚大なものになります。

2)原油はドルの下落に合わせ、150ドルを突破、日本のガソリンは1リットル200円を超える域に達する。
もし、イスラエルがイランを空爆する事態になれば、原油は200ドルを突破する事は充分考えられます。

3)アメリカの株価は10000ドルを割った水準に下落。

これ等、深刻な予想は 日本のバブル崩壊後の悲惨な状態より、はるかに楽観的な事でありますので、この程度の事で、驚いていたのではいけないのかもしれません。
この様な 状況を如何に乗り切り、プラスにするか 考えねばなりません。

先週の答え

「食欲を盛んにする色はどれか」

色彩が人の心理に大きな影響を及ぼすことは よく知られている。
精神科医の中田輝夫博士が、女子大生を対象に調査をしたところによると、食欲をそそられる色を調べてみると

1)緑 32.9%
2)黄色 13.2%
3)橙色 11.8%
4)赤 10.5%
5)黄緑 10.5%
6)白 10.5%
7)茶色 9.2%    でした。

新鮮なサラダが若い女性に好まれる理由が、 よく判るような気がする。
ちなみに、食欲がなくなる色は
紫  39.5%
黒  39.5%
茶   6.6%     でした。

今週のクイズ
うつ病の多い年代は。「ストレスが最もたまりやすい年代は?」

1)20から30歳
2)50から60歳
3)70から80歳
4)16から25歳
  

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番号

タイトル

掲示日

444 2012年3月第4週 「東京電力、原発ゼロ、自力で電力を確保する方法」 12-03-26
443 2012年3月第3週 「年金の矛盾と幸せ」 12-03-19
442 2012年3月第2週 「技術の流出」 12-03-12
441 2012年3月第1週 「バッテリージャパン 国際二次電池展と、エレクトロマジック ハイブリッド」 12-03-05
440 2012年2月第5週 「今年の花粉」 12-02-27
439 2012年2月第4週 「世界の豊かな国、貧しい国」 12-02-21
438 2012年2月第3週 「あらためて マジックバルブって」 12-02-13
437 2012年2月第2週 「東日本大地震復興」 12-02-06
436 2012年1月第5週 「第二のギリシアにならないために」 12-01-30
435 2012年1月第4週 「アイフォンが3Dになります。」 12-01-23
434 2012年1月第3週 「国の借金」 12-01-16
433 2012年1月第2週 「神田明神」 12-01-11
432 2012年1月第1週 「新しい年」 12-01-04
431 2011年12月第4週 「アメリカのビザ」 11-12-26
430 2011年12月第3週 「日本の文化」 11-12-19
429 2011年12月第2週 「中国の建築工事」 11-12-12
428 2011年12月第1週 「最近 ちょっとした気持ちが良かった事」 11-12-05
427 2011年11月第4週 「リヤカー広告 新しい街の微笑みデジタル チンドン」 11-11-30
426 2011年11月第3週 「マレーシア クアラルンプール」 11-11-22
425 2011年11月第2週 「スティーブ ジョブス」 11-11-14
424 2011年11月第1週 「iPhone修理始めました」 11-11-07
423 2011年10月第5週 「エレクトロ マジック」 11-10-31
422 2011年10月第4週 「NBAのマジック・ジョンソ\ンから黒人の子供達への言葉」 11-10-24
421 2011年10月第3週 「中国に対する誤解」 11-10-17
420 2011年10月第2週 「最近中国語になった日本語」 11-10-10
419 2011年10月第1週 「松下幸之助の考え方」 11-10-03
418 2011年9月第4週 「ドイツの風景」 11-09-26
417 2011年9月第3週 「ユーロの危機」 11-09-19
416 2011年9月第2週 「マジック バルブの進化」 11-09-12
415 2011年9月第1週 「アウシュビッツ」 11-09-05

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