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2004年 5月 第4週 「個人資産と会社資産」「アイディアボックス14」

個人資産と会社資産

通常の個人創業者は、当然の事として、自分の持てる全てを投入して、事業の成功に努力します。

自分のポケットにあるお金も、事業資金も区別無く注ぎ込み、夜も昼も無く働くのが、アントアプレナーの世界共通の姿です。

よく、「アメリカの創業者は休む時はきちんと休みを取り、集中して効率的且つ合理的に仕事をする」と言われます。

私がシリコンバレーで会ったほとんどの経営者、エグゼクテブと言われる人々は猛烈に働く。確かに、宗教的理由により、休日を取る方もおられるが、朝早くから、夜遅くまで、実によく働く。

創業間もない企業は大抵、奥さんも土曜日、日曜日、会社に来て手伝っているのには、日本で聞いていたのとは全く違うので、驚きました。

それに比べると現在の日本は世界でも有数の休日の多い国になっている。2日働いて1日休む体制になっています。それでも足りなくて更に休む。

面接の時は決まって「明るく健康」がうたい文句の人が入社すると途端に病弱になってしまう人もいる。

私が会った中で、働く事ではとても真似が出来ないと思った経営者は、William, Tang(タンさん)、と言う香港人でした。

Tangさんは、小さい時、両親と広東省から、香港に逃げてきた人で、子供の時、食べるものが無く、中国では餓死するのではないかと思うような体験をしたそうです。

ガリガリに痩せた人で、アウシュビッツから出てきたと言っても「なるほど」と納得できるような、眼鏡をかけた、申し訳ないのですが、風采の上がらないとしか言い様のない人物です。

中学も満足に行けず、遊ぶ事も出来ず、ただ、働くだけの青春であったようです。

パールバックの「大地」の香港版と言ったところでしょうか。結婚も、事業が軌道に乗った、40歳近くなって、経理をしていた従業員と結婚しました。

子供の時から、住み込みで働き、夜は店の隅に簡易ベッドを作って寝ると言う生活を経て、30歳過ぎて、5坪ほどの自分の店を手初めに、店を次々拡大していきました。

大きな店を持った後も、生活は全く変わらず、日本から買った、中古、新品の電子部品に囲まれて生活していました。店は朝7時から、深夜1時まで365日開いていました。

本当かどうか確認しようと、夜中の1時に行きました。その店は香港の庶民の街、旺角の外れで、棺桶通りの真ん中に店がありました。

中国では、自分が入る棺桶を自分で生きているうちに買う習慣があります。一つの通りが全部棺桶屋でいろいろな棺桶がうず高く積まれて売られていました。

1000万円の黒檀で作られた棺桶もありました。通常は木ですが、金で作る人も居るとの事、死んでも身ぐるみはがれないように気をつけなければなりません。

夜の棺桶通はさすがに、人通りも少なく閑散としていましたが、彼の店だけが煌々と明るく、賑わっていました。

香港中探しても、夜中の1時に開いている部品屋は他には無かったので、多くの人が来ていました。深夜1時までと聞いていたのですが、実際には、お客がいる限り開けていましたので、大体2時から3時までやっていました。

私達が1時に行くと「食事に行こう」と言う事で、近くの広東料理店に行きました。夜中1時と言うのに、そこも、客であふれていました。

1時間ほど食事をして店に戻ると、そこに、中国のバイヤーが待っていてそれから打ち合わせをすると言う。深センから仕事を終えてから来て、夜の内に帰ると言う。

似たような人間が集まるものだと思いました。店に住んでいる事は聞いていましたが、一体いつ寝るのだろうと呆れはてました。朝また、7時に開けるのですから、これはもう、超人的です。過酷な環境で育った、強靭な精神力には脱帽でした。

彼と共同で、アメリカからDRAMと言う半導体ICをまとめて、20万個買いました。価格は通常の半分以下でしたので、大儲けできると思い半分づつと言うことで分けて仕入れました。

何回かテストをして自信をもって売りました。ところが、1週間ほどすると、多くの顧客から不良品とのクレームがよせられました。長時間使用して動作温度が上がると、誤動作を起こしてしまうのです。

仕入先のアメリカのユダヤ人に言うと、見積書に「As it is」と書いてあると取り合ってくれず、泣く泣く2人で大損して香港のおもちゃメーカーに売りました。

タンさんは「儲かることも、損することもあると」と何事も無かったかのように働き続けていました。「何があっても負けない」と言う強い意思が眼鏡の奥に鋭く輝いていました。

その内、繁華街に棺桶通りがあるのも好ましくないと言うことで、棺桶屋が全部郊外に引っ越して行き、その通りが立派な商店街に生まれ変わり、店の値段が急上昇して、かれは億万長者になりました。

すると、彼はその店を月、200万円ほどで、ハンバーグショップに貸し、別の汚いところに移って、相変わらず、よれよれのズボンをはいて仕事をつづけていました。

とても、日本人にできる感覚ではない、まさに、香港華僑の立志伝を地で行っているような人物でした。

彼の生き方にいろいろな評価はありましょうが、私の尊敬する人物の一人であります。現在は1000人を超える従業員を従え、電子機器の生産工場の経営者として、東南アジアオーストラリアに支店を構える実業家として活躍しています。

更に感心した事は、まず、自分と家族の資産をしっかりと確保した上で、ビジネスをする姿勢です。最悪の場合の準備はしっかりしていました。今で言うリスクマネージメントなのでしょう。

私の場合は、あるもの全てを会社に注ぎ込み、家庭を顧みなかった失敗は、反省の一つであります。給与が取れなかったら、未払いにする、出した金は、貸付、出資に切り替える、このような事務処理は絶対に必要です。

何かあって経営陣が変わると、責任は100%追及されるのですが、個人的に出したものは全く、帳簿上無い限り、考慮されません。それが、何億円であろうとも何の評価もされません。

基本的に業績が悪化した場合誰も助けてはくれませんので、華僑のしたたかで、強靭な生き方を学び、しつかりとした、経営者の資産形成も会社の経営にとって重要である事を認識すべきです。

日本では個人資産をつくることを悪のように思う傾向があります。会社の上がった収益は社員に分けるのが善であるかのような錯覚があります。会社が窮地に追い込まれた時、最後に、資金的に支えるのは経営者の資産なのです。経営者は資産が創れるときはしっかり創っておかなければなりません。

CSKの創業者、大川功社長は自分が決断して買収したセガが、巨額の赤字を出して窮地に陥った時、1000億円を超える個人資金を投入して、その責任を取られました。

巨額損失をつくった役員は誰一人として、個人資産を投入して責任を取らない中、オーナーとして、損失のほとんどを補填したのです。誠に潔い処し方でありました。

前述のタンさんが夜、超人的に強かった以上に強かったのが大川社長で、月一度の取締役会の後、赤坂の料亭での宴席は、早暁3時4時まで続きました。

最初の時深夜1時になりましたので、「皆さんここで泊まるんですか」と聞くと「馬鹿、料亭は旅館じゃないよ」と笑われました。 

料亭の高い勘定は全て、大川社長個人のお金で払われ、会社に被せる様なケチな真似はされませんでした。

世の中には夜寝ないで良い人間が居るらしい。でも、どう考えても、しっかり寝て、しっかり働くほうが、良さそうです。超人の真似をしても所詮、追いつけません。


アイデア ボックス14

HDD プレイヤー

最近、人気」が出てきている商品で2,5インチのHDDを内臓したプレイヤー。小型軽量20G HDD内臓タイプで、20本位(圧縮レートによる)の映画が入れられる。
出張に行くのにもこれだけ、ポケットに入れていけばOK。次のバージョンはモニター付きで、歩きながら、映画が見れそう。本体 1万5千円。HDD20GB8000円位。
HDD VIDEO PLAYER
  

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番号

タイトル

掲示日

234 2008年3月第2週 「世界最大の電子街 深圳市 “華強北路”への出店」 08-03-11
233 2008年3月第1週 「イラン人と日本の温泉」 08-03-03
232 2008年2月第4週 「日本のワイロU」 08-02-27
231 2008年2月第3週 「日本のワイロ」 08-02-18
230 2008年2月第2週 「男のパンツ」 08-02-12
229 2008年2月第1週 「世界の66億人の平均年齢は何歳でしょう」 08-02-04
228 2008年1月第5週 「伝統工芸品」 08-01-29
227 2008年1月第4週 「日本の景気の後退」 08-01-21
226 2008年1月第3週 「究極の薬膳料理 カレー」 08-01-16
225 2008年1月第2週 「ロシアの日本車」 08-01-07
224 2008年1月第1週 「新年あけましておめでとうございます」 08-01-02
223 2007年12月第4週 「お医者さんの窮状」 07-12-25
222 2007年12月第3週 「エスカレーター、エレベーターのスピード」 07-12-17
221 2007年12月第2週 「基軸通貨ドルの終りの始まり」 07-12-10
220 2007年12月第1週 「日本の建設業界の苦しみ」 07-12-03
219 2007年11月第4週 「中国の株」 07-11-26
218 2007年11月第3週 「バンコック」 07-11-19
217 2007年11月第2週 「東京―\青森往復1500Kmパート2」 07-11-12
216 2007年11月第1週 「東京―\青森往復1500Km」 07-11-05
215 2007年10月第5週 「深刻なサブプライムローン(低所得者向けローン)問題」 07-10-29
214 2007年10月第4週 「ダーウィンの言葉」 07-10-22
213 2007年10月第3週 「ドライブ レコーダー」 07-10-15
212 2007年10月第2週 「パソ\コン ショップ」 07-10-10
211 2007年9月第4週 「日本の評判3」 07-09-25
210 2007年9月第3週 「驚き 安部首相辞任」 07-09-18
209 2007年9月第2週 「日本の評判2」 07-09-10
208 2007年9月第1週 「日本の評判」 07-09-03
207 2007年8月第4週 「水資源」 07-08-27
206 2007年8月第3週 「世界経済の成長とインド」 07-08-20
205 2007年8月第2週 「自民党の惨敗」 07-08-13

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