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2004年 8月 第5週 「イランで出会った事 Part2」

イランで驚いた事は、他の国の出身者をほとんど差別しないと言う事でした。

イランは地勢学的にも重要な地位を占め、歴史の十字路と言われ、アレクサンダー、ジンギス、カーン、チムール、オスマントルコが通り過ぎていきました。

ペルシャ人を中心に、トルコ、アルメニア、ユダヤ人、イラク人、アラブ人、インド人、パキスタン人、ロシア系等が住む他民族国家で、政府の役人の中にも、様々な民族の人がいました。

イラン、イラク戦争の最中にも、イラク人の役人が何の差別もされず、イラン政府の役職に就いて、働いているのには驚きました。日本では戦争中敵国の人を政府の役職に就ける等と言う事は絶対にあり得ない。

更に、日本人かと思うような、モンゴル帝国の末裔である蒙古系の人も多く見かけました。

有名な古代ペルシャの遺跡のあるぺリセポリスに近い南部の町、シラーズでは、アフリカの黒人系の人たちもいました。ペルシャ湾岸には多数の黒人が住んでいるとの事でした。

キリスト教徒であるアルメニア人やトルコ人、ロシア系の人達には金髪、碧眼の人もいますので、ほとんど全ての人種を見かけます。

多様な民族構成の長い歴史とイスラムは兄弟と言う考え方で、民族間の差別は少ないと思います。

民族より宗教が、考えの基準になっているようで、私にも「イスラムでなければ天国に行けない」と気の毒がられ、イスラムに改宗するよう何度も勧められました。

「私が天国に行って、あなたが地獄に行くのは耐えられない」と親切に真面目に言われました。

「こちらには仏様が付いているから大丈夫、天国に行けると思う。」と言うと喜んでくれました。

更には、若いイラン女性との結婚を勧められました。イラン企業の支払いの悪さには悩まされましたしたが、多くの人に親切にしてもらいました。

シラーズのバザールで「あんたはアメリカ人か」と聞かれたのには驚きました。

「見れば分かるだろう」と言いたかったのですが、ネクタイをしている人は、アメリカ人かイギリス人と思っているらしいのです。

敬虔なイスラム教シーア派の人達、特に、政府の役人はネクタイはしません。

人々はことある事にお茶(紅茶)を飲みます。飲み方は日本のように砂糖を紅茶に溶かして飲むのではなく、まず、砂糖の塊を口の中に放り込み、おもむろに、紅茶を口に含むのです。田舎の木陰で、水パイプで煙草を吸いながら飲む紅茶の味は格別らしい。

どこの国でも田舎の人は親切で優しい。砂漠のオアシスでピスタチオを作っている農家に泊めてもらいました。周りを日干し煉瓦の壁で囲まれている大きな農家でした。

山ほど夕食をだしてくれ、食べろ、食べろと迫るのは日本の田舎と同じでした。

夜、寝る前に、6尺棒(180cm)を渡され、便所が外にあるので行く時に持っていけとの事、「何故だ」と聞くと、狼が、夜、3mの壁を乗り越えて入ってくる事があるので、出てきたらその棒で戦え。陽が昇ると、狼は山に帰るので大丈夫だ。」これは間違いなく、大丈夫ではない。

ばあちゃんも戦うと言われても、今まで動物園の狼しか見た事がないので無理だと言うと、それならついて行ってやると言われました。

壁の内側に羊や牛を、夜入れておくので、それを狙って狼が来るのです。

夜になるとやる事も無いので、「野生の狼を是非見たい」と言うと車で30分ほどの、砂漠の岩山の連なる所に連れて行ってくれました。

人工の光が無い砂漠の中ですので、空にこれほどの星があったのかと驚かれるほどの満天の星が、降り注いでいました。

このあたりは土漠で、禿げちびた草が生え、背の低い潅木もそこ、ここにありました。全く、音の無い世界と思ったのですが、意外に、虫の声、動物の鳴き声、鳥の声などして賑やかでした。

羊の脂身を火であぶって匂いを風に流して、狼の鳴き声を真似ていると、1時間ほどすると動物の光る目が闇に浮かび始めました。狼だけでなく、狐も出てきました。

TVで見た事のある、灰色の大型の狼が車のヘッドライトに浮かび上がりました。

リーダー格の3頭だけが姿を現しました。私には分かりませんでしたが、地元の人は7頭はいると言っていました。「砂漠の狼」は私達が用意した羊の骨をくわえると、闇の中に消えていきました。忘れられない素晴らしい経験でした。

人間を襲うことはほとんどないそうですが、それでも、その地域で年に2から3人が道を走っていてエンストし、夜中に車の故障を直していて、襲われ死者も出るそうです。

あの堂々とした狼と、棒きれ一本で戦わなくて本当に良かった。考えただけで、心臓が脈打つのが感じられました。

イランのじいちゃん、ばあちゃんが、あの棒で狼を追い払うとはとても信じ難い。
  

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番号

タイトル

掲示日

242 2008年5月第1週 「液晶デスプレイのドット抜け」 08-05-07
241 2008年4月第5週 「中国 国費 留学生」 08-04-28
240 2008年4月第4週 「築地魚市場 人気の観光スポット」 08-04-21
239 2008年4月第3週 「立体カメラ」 08-04-14
238 2008年4月第2週 「 3D立体映像の商業化」 08-04-07
237 2008年4月第1週 「 税金の無駄遣い」 08-03-31
236 2008年3月第4週 「 だめな日本って本当?」 08-03-25
235 2008年3月第3週 「立体テレビへの道」 08-03-19
234 2008年3月第2週 「世界最大の電子街 深圳市 “華強北路”への出店」 08-03-11
233 2008年3月第1週 「イラン人と日本の温泉」 08-03-03
232 2008年2月第4週 「日本のワイロU」 08-02-27
231 2008年2月第3週 「日本のワイロ」 08-02-18
230 2008年2月第2週 「男のパンツ」 08-02-12
229 2008年2月第1週 「世界の66億人の平均年齢は何歳でしょう」 08-02-04
228 2008年1月第5週 「伝統工芸品」 08-01-29
227 2008年1月第4週 「日本の景気の後退」 08-01-21
226 2008年1月第3週 「究極の薬膳料理 カレー」 08-01-16
225 2008年1月第2週 「ロシアの日本車」 08-01-07
224 2008年1月第1週 「新年あけましておめでとうございます」 08-01-02
223 2007年12月第4週 「お医者さんの窮状」 07-12-25
222 2007年12月第3週 「エスカレーター、エレベーターのスピード」 07-12-17
221 2007年12月第2週 「基軸通貨ドルの終りの始まり」 07-12-10
220 2007年12月第1週 「日本の建設業界の苦しみ」 07-12-03
219 2007年11月第4週 「中国の株」 07-11-26
218 2007年11月第3週 「バンコック」 07-11-19
217 2007年11月第2週 「東京―\青森往復1500Kmパート2」 07-11-12
216 2007年11月第1週 「東京―\青森往復1500Km」 07-11-05
215 2007年10月第5週 「深刻なサブプライムローン(低所得者向けローン)問題」 07-10-29
214 2007年10月第4週 「ダーウィンの言葉」 07-10-22
213 2007年10月第3週 「ドライブ レコーダー」 07-10-15

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