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2011年8月第5週 「ポーランド クラコフ」

ポーランドの南部スロバキア国境から500Kmほどの地区の平原の中に、古都クラコフが緑に沈んでいます。京都の様に、長い間ポーランドの首都であった美しい町です。
見渡す限りの平原で、視界を遮る丘や山もありません。四方にたたひたすら畑と森林が拡がった豊かな平原は遠い昔から、周辺の異民族の侵入、幾度となく、ポーランドと言う国名さえ、地上から消えてしまう状況が繰り返し続きました。
最近では、第2次大戦時、東半分をロシアに西半分をドイツに分割され、ポーランドは消滅、ナチス ドイツの敗戦をもって、独立を回復しましたが、東半分の広い土地がロシアのまま、現在にいたっています。長い歴史を通して、2つの強国、前門のドイツ、後門のロシアがポーランドの独立を脅かしてきたのでした。

14世紀 ジンギスカンの長男 ジュチの息子、バツーが東ヨーロッパに侵入、ポーランド、ハンガリー、スロバキアを席巻、オーストリアのウイーン近くまで迫り、3代皇帝オゴテイの死により、反転して引き揚げげて行きました。

その時の恐怖の痕跡が ポーランド第2の都市、古都クラコフに残っています。
町を囲んでいた高い壁、亀の甲羅の様な形をした、矢を射る縦長の狭間以外、窓がない丸い直径100mほどの砦、小高い場所に造られた目がくらむ様な高さの、巨大な城など、モンゴルの恐怖から逃れるべく造られた城、防御用建物、掘割がそこここに、今も多くの観光客を集め、日常生活の中にあります。

モンゴル軍は周辺の住民を 門内に追い込み、早く城内の食料を費消させ、さらには、城内を 人々の糞尿で溢れさせ、いたたまれず、城内から出てきた兵士を皆殺しにし、更に
恐怖を煽り降伏を迫って行きました。

抵抗した町は皆殺しにして 見せしめとしたため、多くの都市が戦わず、モンゴルの手に陥ちました。
クラコフはかろうじて陥落を免れましたが、今でも、町の中心広場にある一番高い建物である、セントマリア教会の尖塔の望楼で モンゴル軍の襲撃を知らせるラッパが時間を決めて、1日数回 吹かれています。
モンゴルのすざましい恐怖がクラコフの町造りの礎になりました。
それが今は旧市街全体世界遺産に指定されています。

「我は災いである」とチンギスカンの言の通り、死と略奪、破壊と恐怖を撒き散らし、その後の東欧、ロシア、ペルシャ、アラブの歴史に大きな足跡を残して、モンゴルは去っていきました。
イラン イラク、アフガニスタンがイル汗国として、ロシアが、キプチャック汗国として、以後、数百年にわたり、近世までその支配を受けたのです。

ドイツ、ポーランド、オーストリアなどのヨーロッパ連合軍は数では、はるかにモンゴル軍を凌駕していましたが、重装備のヨーロッパ騎士団は軽装備で機動性に優れたモンゴル軍に次々と撃破されて行きました。小柄で持久力に富んだモンゴル馬は大型でスピードに優れた、ヨーロッパ、アラブの馬に短距離では劣ったものの、中長距離では、圧倒したのでした。有名なワールシュタットの戦いの時も、緒戦モンゴル軍は簡単に数キロ退却、追ってきた、連合軍の馬が疲れた頃を見計らって逆襲、包囲殲滅したのでした。

戦いにおいてモンゴル軍の残虐性が喧伝されていますが、後方に、反逆の可能性のある占領地を残したままでは、人員の少なかったモンゴル軍は進撃は出来なかったのです。
後方で反乱を起こされると、前後から 挟撃される恐れがあるため、多く地域で、住民の皆殺しが行われ挟撃の可能性を排除して進撃して行きました。
もし、皇帝オゴテイの死がなければ、モンゴル軍は大西洋に達したであろうと言われています。それほど、モンゴルの戦力は当時圧倒的だったのです。
モンゴルに匹敵するような、飛びぬけた戦力を有する軍事集団は、以後 アメリカ合衆国の成立までありませんでした。

ジェット機で12時間もかかるポーランドまで、当時の世界の大半を征服する果てしない野望をいだき、戦い続けたモチベーションは一体何だったのでしょう。
何年も何十年も命をかけて戦い続けるなど、とても 考えられません。
侵略される側も皆殺しなど、これ以上の災厄はありませんでした。

遠いポーランド、クラコフの城壁の石垣に手をあてて、700年余前の恐怖を思いました。
  

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